「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」
戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」課題(以下、「AIホスピタル課題」という。)の研究責任者を下記の要領で公募します。
1. 背景
本課題は、中村祐輔プログラムディレクター(公益財団法人がん研究所 がんプレシジョン医療研究センター所長)の統括のもと、AI、IoT、ビッグデータ技術を用いた「AIホスピタルシステム」を開発・構築・社会実装することにより、高度で先進的な医療サービスを提供するとともに、医療機関における効率化を図り、医師や看護師などの医療従事者の抜本的な負担の軽減を実現しようとするものです。
このたび、AIホスピタル課題の推進を目的として、下記のとおり研究責任者(研究開発プロジェクト)を公募します。
2. 事業期間(予定)
2018年度 ~ 2022年度
3. 公募対象となる研究開発サブテーマ
A. セキュリティの高い医療情報データベースの構築とそれらを利用した医療有用情報の抽出、解析技術等の開発
B. AI(人工知能)を用いた診療時記録の自動文書化、インフォームドコンセント時のAI(人工知能)による双方向のコミュニケーションシステムの開発
C. 患者の負担軽減・がん等の再発の超早期診断につながるAI技術を応用した血液等の超精密検査を中心とする、患者生体情報等に基づくAI技術を応用した診断、モニタリング及び治療(治療薬含む。)選択等支援システム(センサー、検査機器等の開発、活用含む。)の開発
D. 医療現場におけるAI(人工知能)ホスピタル機能の実装に基づく実証試験による研究評価
E. AI(人工知能)ホスピタルの研究開発に係る知財管理等、システムの一般普及のための技術標準化・Open/Close戦略、官民学連携のためのマッチング等に関する対応
※ 詳細については、研究開発計画をご覧ください。
4. 応募方法等
8月10日に以下の文書を改訂しております。
様式4,8,11
8月16日に以下の文書を改訂しております。
公募要項,様式1,2,5,6,9,10-2,14
詳細については公募要項をご覧ください。8月16日改訂
※8月10日追記
SIP第2期課題の要件は、SIP運用指針(内閣府ウェブページ)の別紙に記載されています。
本課題の委託研究開発契約書(案)はこちらを参照
応募書類:次の様式のほか、各様式に基づく添付資料が必要です。
(様式1 改訂)平成30年度 SIP 「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」 研究開発プロジェクト応募書(様式2 改訂)研究開発プロジェクトの概要
(様式3)他の制度からの助成等の有無
(様式4 改訂)研究開発プロジェクトの内容
(様式5 改訂)研究体制
(様式6 改訂)各研究機関における研究開発チームの構成
(様式7)主な研究者の経歴等
(様式8 改訂)研究開発総括表
(様式9 改訂)研究開発予算内訳
(様式10-1)研究開発プロジェクトに関する特許関連情報➀
(様式10-2 改訂)研究開発プロジェクトに関する特許関連情報➁
(様式11 改訂)府省共通研究開発管理システム(e-Rad)
(様式12)参考文献
(様式13)用語の説明
(様式14 改訂)応募チェックシート
(様式15)応募書類受領通知用封筒及び採択結果通知用封筒
(様式A)研究開発資金出資予定額(概算)
応募書類の受付期間
2018年7月26日(木)~ 2018年8月21日(火)正午必着
当該公募の内容、応募に係る具体的な手続き等についての説明会を以下の通り開催します。
(平成30年7月30日(月)大阪、7月31日(火)東京)
次のwebページを参照してください:公募説明会
※8月10日追記
事業骨子説明会プレゼン資料ならびに公募に関する説明会プレゼン資料をご参照
5. 問い合わせ先
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 開発推進部 SIP AIホスピタル担当〒567-0085 大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目6番8号
問い合わせ時間:平日 9:00 - 17:00
E-mail: sip-gen[at]nibiohn.go.jp