HOME › 各部案内 › 難病・疾患資源研究部 › ヒト幹細胞応用開発室
○研究リーダー | 古江-楠田 美保 |
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○プロジェクト研究員 | 菅 三佳 |
○特任研究員 | 福田 隆之 |
○技術職員 | 上田 直子、劉 有容 |
○事務職員 | 熊本 佐和子、奥田 ゆり子 |
ヒト胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹(iPS)細胞などのヒト幹細胞は、再生医療だけでなく、ワクチン作製や創薬における薬効評価や毒性評価などへの応用も期待されています。その実用化においては、応用を見据えた品質評価と品質管理に必要な技術の開発が必要です。当室はヒト幹細胞の創薬研究への応用を推進することを目的として、ヒトES/iPS細胞の品質評価法を開発するとともに、ヒトiPS細胞について幹細胞特性検査を行って資源化を行っています。さらに、ヒト幹細胞の応用開発を推進することを目標として研究を行っています。
ヒトiPS細胞の幹細胞特性検査を行って資源化し、品質検査の結果は細胞付加情報としてJCRB細胞バンクから公開しています。さらに、ヒトiPS細胞などの幹細胞を創薬研究に応用する観点から、幹細胞評価法を開発しています。また、培養技術の基礎技術の標準化を推進し、日本組織培養学会と協働で培養実習指導を通して基盤研究への支援活動を行っています。
ヒトiPS細胞の分譲に関して:http://cellbank.nibio.go.jp/cellinfo/ips/(分譲時培養実習も行っています)
分譲Q&A:http://www.nibiohn.go.jp/nibio/baiyou/myweb1_023.htm
既知の組成からなる無血清培地を開発し、同条件にて増殖因子や低分子化合物のスクリーニングを行って幹細胞分化のニッチの解明を行っています。
未分化な幹細胞から神経堤細胞へ誘導を行い、神経堤由来組織への分化メカニズムを解明するとともに同発生を阻害する薬剤の毒性評価系構築を目指しています。
ヒト幹細胞からの肝細胞分化効率を評価するために、内胚葉分化傾向の測定法を開発しています。また、ヒト肝幹細胞の資源化法の開発を行っています。
**培養資源研究室ヒト幹細胞研究チームは、2012年4月からヒト幹細胞応用開発室となりました。
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