医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ
新型コロナウイルスの分離に利用可能な細胞株の提供開始について
2020年2月 4日
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 医薬基盤研究所では、令和2年1月31日に、国立感染症研究所が発表した新型コロナウイルスを培養・分離可能な細胞株につき、国立感染症研究所から寄託を受けましたので、2月5日より提供申し込みを受け付けます。
細胞株の提供は、2月中旬ごろより、順次行える見通しです。
【提供方法等】
JCRB細胞バンクホームページ(URL https://cellbank.nibiohn.go.jp/)より、お申込み下さい
【提供を開始する細胞株】
VeroE6/TMPRSS2細胞(登録番号:JCRB1819)
(参考)
医薬基盤・健康・栄養研究所では、疾患研究、創薬研究を支える重要細胞資源を収集し、高品質な細胞を準備・提供しています。今回の細胞株提供開始により、新型コロナウイルスに対する各種解析、検査法、治療薬、ワクチン開発等の支援を行います。
(関連URL)
国立感染症研究所(新型コロナウイルスの分与について)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov.html
(照会先)
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
医薬基盤研究所 培養資源研究室 研究リーダー 小原
072-641-9851
プレスリリース(PDF)はこちら